揮手自茲去

もう一つの夢は心の中に。

この道が正しかった、そう思っていたはずなのに。

いつも歩いたあとに選んだことを後悔し始める。

あの時は、確かにこうするしかないと考えていたのに

今、心の中ではこうするべきではなかったという自己批判を迫られている。

どこで変わってしまったのだろう。

 

道というのは歩く前に見える景色と、歩いている最中に見える景色が一緒であるとは限らない。行き先は同じに見えても、道中に散らばる石には近づいてみないと気付けないものだ。