揮手自茲去

もう一つの夢は心の中に。

2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

私は、ある夢の中を歩いていた。

ある幻想、というより理想を夢見ていたが、所詮は夢でしかない。夢は夢のまま終わりを迎え、壊れかけたパソコンの前で喧しい送風を聞きながら時間を浪費する現実に強制送還される年の暮れ、恥や罪悪感というのが年末にピークになるとも思わず、忘年の必要性…

爲憐幽獨人 流光散衣襟

記事の題は眞山民「山中の月」より、タイトルにしておいて勝手だが特に内容は関係ない五篇、僕は古人と同じく月に憧れたり美しさを想いはしても、古人たちのように仲良くすることはできないのだから。国語力が低いのによく、こういった恥ずかしいものを公然…

言語と国家

半年以上も前に書いた文章をずっと寝かせたままだったので、題意は覚えていないが形にして投稿してみる… 詩歌を始めとする国文学を読んだ後には必ずかく思う、日本語は美しいと、日本語は今日まで生きることに成功した言葉である。この世界では多くの言葉が…

攻守交替

感情が昂っている際に与えられる処方は、気持ちを言葉で書き残すという行為である。希薄な人間関係しか持たない者は私的なことを吐き出す相談する相手がいないので、Twitterで色々と綴ってしまうのであるが、そういうことばかりしていると常に根暗な存在とし…