揮手自茲去

もう一つの夢は心の中に。

若き日の悩み

Twitterの方では連投をやめようと思い、あちらで落とし過ぎた呟きを切って拾って、ここに貼り付けて繋げる。特にお題があるわけでもない。

広く浅く学びを続けるよりは何か成長可能な特性を一つでも見つけて、それを深め伸ばしていく方が個性の成長と安定的な自己の構築へ確実に貢献できるのかもしれない。探し続ける行為なくして探し物が見つかるわけはないが、探し続けることばかり追い求めても、集めた石は磨かれるまで単なる石のままだ。

 これは僕のこと。いい加減に何かに専念しなくてはならない。専門を持たない上級学年の学徒と一体何が話し合えるだろうか。次は進路に悩む人間たちを眺めながら抱いた気持ち。

 ふと気付けば知っている誰かが既に歩いた道を自分が後追いしているような気分になり、他人の影響力を自己から排除したいという衝動から、歩こうとしている道を変えなければならないという迫真に襲われることもあるだろう。

 しかし、人という学べる生き物が周りの人間たちの影響を受けながら成長することは紛れも無い事実なのだから、最初の道ぐらい似ていても良いではないか。最後までその道を歩き続けたら、先人の複製物になってしまうかもしれないが、途中の道を共有することまで否定することはない。

 違う目標を持ちながら先人の道を辿れば、やがては分かれ道に出会い、変更が必要とされる場面は自ずと訪れる。道の在り方を問うことが先ではなく、誰も知らない目的地を決めれば、探し辿る進路に既視感があっても誰かの繰り返しになることはない。高速道路を使う人達も各々が異なる目的地を持っている。

 目標の見つかってない人間が年下に対して威勢の良いことを言っている。結果を伴わない言葉には力が無いと知りながら減らず口を叩く老害が一匹校庭で騒いでいるのでした、ちゃんちゃん。

 

THE ROAD NOT TAKEN

Robert Frost

Two roads diverged in yellow wood,
And sorry I could not travel both
And be one traveler, long I stood
And looked down one as far as I could
To where it bent in the undergrowth;

Then took the other, as just as fair,
And having perhaps the better claim,
Because it was grassy and wanted wear;
Though as for that, the passing there
Had worn them really about the same,

And both that morning equally lay
In leaves no step had trodden black.
Oh, I kept the first for another day!
Yet knowing how way leads on to way,
I boubted if I should ever come back.

I shall be telling this with a sigh
Somewhere ages and ages hence;
Two roads diverged in a wood, and I ---
I took the one less traveled by,
And that has made all the difference.